はじめに
Excelで文字列を操作するときに文字列の文字数が知りたいという場面は結構多いです。
ということはもちろん、専用のExcel関数が用意されています!
入力した文字列の文字数が知りたい時や、入力規則でもよく使う印象です。
この記事では、対象の文字列の文字数を返すLEN関数を擬人化キャラクターで紹介します!
Excel関数擬人化キャラクター LENちゃん
1、2、3、4、5… ふう、文字数をカウントするのは骨が折れますね…。
全角と半角が混ざってたりすると、余計に疲れますよね。
これは人間に向いた作業ではないです。
人間に向いた…ということは!
文字数を数えるのが得意な関数ちゃんがいるんですね!?
もちろんです!
『もちろんです!』 これは7文字ですね。
シノさん、もしかしてこの子が…??
はい、文字列の文字数を教えてくれる関数ちゃん、LENちゃんです!!
今度は33文字ですね。
はじめまして、33文字でご紹介頂きましたLENと申します。
まだ数えなくて良いのよLENちゃん…。
なんだか頼りになりそうです!
私は文章を読むのが好きで、その文章の文字数をお伝えします。
見て頂ければ分かる通り、至って単純です。
引数はたった一つ、文字列のみです。
それで引数に渡した文字列の文字数を答えてくれるんですね!
確かにシンプルです。
画像の例ではセル参照で文字列が入っているセルを参照する形になっています。
参照元(文字列が入っているセル)の文字列を変化させると、LENちゃんが返す文字数も変化します。
実は文字数を30文字以内におさめないといけないデータがあって…。
これで文字数チェックが楽になりそうです!
それなら確かに、お役に立てそうです。
文字列の文字数に応じて抽出する文字数を変える数式
LENちゃんはシンプル故に色々な数式で見かけます。 一つ例を見てみましょう!
私の出番だわ!
この図の例では対象文字列からアルファベットより左にある数字を抜き出しています。 LEFTちゃんの得意とするところですね。
だけど、ターゲットの文字列の文字数がバラバラで落ち着かないわ。
大丈夫、そこは私が教えるから。
LEFTちゃんに渡す引数の[文字数]を、LENちゃんが教えてくれる文字数を使って計算するんですね!
はい、例の場合だとアルファベットを含む右側の文字数は5なので、文字列全体の文字数から5を引いた数がLEFTちゃんに左側から持ってきてもらいたい文字数になります。
文字数が6なら1、7なら2っていう具合ね!
1セルに収めるとこんな感じになります。
見事なコンビネーション…ネストですね!
ところでLEFTちゃん、あなたはちゃんと文字を読んでいるの?
えっ、あんまり読んでないかな~?
文字列を扱う関数なのだから、もっと文字に興味を持って下さい。
ぐぬぬ…切れればそれでいいじゃない…
文字数を正確に教えてくれるLENちゃんは、頼もしいですね!
おわりに
職業柄、会計ソフトに読み込ませるデータをExcelで作成する機会が多く文字数が上限にかかっていないか調べたり、
上限を超えると書式を変えて知らせる用途でよくお世話になっているのがLEN関数です。
単体ではすごいシンプルな働きですけど、ネストですごい良い仕事をする関数というイメージです。
LEFT、RIGHT、FINDあたりの文字列操作系の関数とよく組み合わせます。
これは持論ですが、Excelで文字列を操作する時は結構厄介な状況であることが多く、それを打破するのに役立ってくれる文字列操作系の関数にはすごく頼もしさを感じます。
類似関数にLENB関数があって、こちらは文字数ではなくバイト数を返すという特徴があるのですが擬人化難しいですね。
電子書籍派とか、そんな感じでしょうか。
関数ちゃんの書籍を出版するために色々絞り出したせいか、減速気味でしたが関数ちゃんはこれからも追加していきます。
お、お楽しみに!!
【外部リンク】Microsoftサポート|LEN関数・LENB関数
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
当ブログはエクセル関数の擬人化キャラクター記事をメインコンテンツとしています!
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