はじめに
この記事ではエクセル関数のAVERAGE関数について擬人化キャラクターを用いて解説します。
AVERAGE関数は指定したセル範囲に入力されている数値の平均を返すエクセル関数です。
業務資料を作成する上で平均値を求めるシーンに遭遇することは度々ありますので、使い方をマスターしておきましょう。
エクセル関数 AVERAGE関数擬人化キャラクター
キュウさん、どうしたの?
今日は元気がないですね。
それが・・・。
エクセルで作った資料を間違えてしまって。
どんな資料だったの?どんな資料だったの?
商品の毎月の販売数量を入力する表なのですが。
累計数量の隣に月数で割った平均を入れていたんです。
今月は6ヶ月目なので割る6に修正しなくてはならないのですが、
先月作成した時の割る5のままにしてしまっていたので
実際の平均よりも大きい数字になってしまって・・・。
なるほど。
そんな時はAVERAGE関数が便利ですよ!
AVERAGE関数さん、助けてください…!
Aどうも~AVERAGE関数です!
私は指定されたセル範囲に入っている
数値の凸凹をならして平均値を返すエクセル関数です。
今まさに求めていた働きです。
でも、セル範囲は毎月変更しないといけないのでは?
そんなことないですよ。
分かりやすく図解しますので、下の図を見て下さい~。
Aこの図は商品A・Bの販売数量表で、
5月時点と6月時点のものを並べています。
商品AのJ列の数式を見て下さい。
合計数量を割り算して平均を算出する場合、
5月から6月になった時に割る5を割る6に
修正しなくてはいけません。
ううー、そうなんですよね・・・。
まあまあ。
一方の商品BのJ列を見て下さい。
私、AVERAGE関数は5月も6月も同じように
列Cから列Hのセル範囲を対象に平均を計算しています。
セル範囲を指定しておけば対象の数値の数が増えても
数式自体を修正する必要がありませんね。
そうなんですよ~
そこが私のちょっとすごいところです。
セル参照以外にも,(カンマ)で区切った値と
セル範囲の値でも平均が計算できますよ。
例えば=AVERAGE(10,D8:E8,10,10,H8)
みたいに値とセル範囲が混ざってても平気です。
すごい!器用なんですね!
引数は最大で255個まで指定できるらしいです~
我ながら驚きです。
AVERAGEちゃんは
随分ゆるいですねえ・・・。
私の心は凪のように波がなく穏やかなのです。
次はどの範囲の平均を出そうかな~。
これで来月からはミスしなくて済みそうです!
まとめ
記事内でキュウさんのしたミスは筆者が実際にやってしまったことのあるミスです…。
経理職に転職する前はエクセルなど全く触ったことがなく、表に罫線を引く方法すら知らない状態でした。
当然、平均値を出すとなるといままでの学校での勉強で得た知識の引き出しから割り算をするわけです。
AVERAGE関数を使うとセル範囲内の数値の個数に応じて、数式を編集しなくても平均を計算してくれると知ったときには衝撃が走りました。
是非マスターしてメンテナンスの手間が少なく、ミスの起きにくいエクセル表を作成してみて下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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コメント
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