はじめに
Excelでは文字列を編集したいという場面に度々出くわします。
この記事では文字列を操作する関数の1つ、RIGHT関数を擬人化キャラクターを用いて解説します!
RIGHT関数は文字列の右側から指定した文字数分の文字列を抽出するシンプルな機能ですが、活躍の場面は多い関数です！
記事を読んで何ができる関数なのか、イメージを掴んで貰えたら嬉しいです！
<構文>
=RIGHT(文字列,文字数)エクセル関数 RIGHT関数擬人化
登場人物紹介
キュウです。
経理初心者、エクセルは学校で少し触ったことがある程度です。
早く知識を身に着けて役に立てるようになりたいです！
シノです。
簿記の資格を持っていて、経理歴数年程度です。
経理業務をやっている内に、エクセルに夢中になってしまいました！
シノさん、文字列の右側から数文字を抜き出す関数を教えてください。
急にどうしたんですか？
いえ、そういう作業を命じられたのですが、これは何か便利な関数が用意されているパターンだなと。
なるほど、作業の前に何か便利な機能がないかと疑ってみるのは良いですね！ ピッタリな関数、RIGHT関数がありますよ！
こ、こんにちは… RIGHT関しゅ RIGHT関数です…
LEFT関数ちゃんみたいにライトセーバーでズバッと！ よろしくお願いします！！
は、はい… 文字列に背後から近寄って、指定文字数のところで切って持ってきます。
随分おとなしい関数ちゃんですね… それではExcelの画面を見てみましょう！
<構文>
=RIGHT(文字列,文字数)ご覧の通り、第2引数で指定された文字数分、
対象の文字列から文字列を切って持ってきます。
0文字の時は切らずに帰ってきます。
空白を返すということですね！
あと第2引数を省略することもできますが、
その場合1文字と判断して一番右の文字を持ってきます。
省略の方法にも「,」をつけて第2引数の中身を省略するのと「,」をつけず入力自体を省略するのとでは違った結果になるので要注意です。
わ、私としては、ちゃんと教えてもらったほうが安心します。
読みやすさの面からも省略はできるだけ避けたほうが良さそうですね。
LEFTちゃんとそっくりですけど、
やっぱり日付は真の姿（シリアル値）として扱うんですか？
はい。
なので、日付（シリアル値）の右側、日の部分を取ろうとしても
上手くいかないです…。
なるほど！ これで面倒な仕事をやっつけられそうです！
ちなみに、何をするつもりなんですか？
ハイフンの後に数字1文字がくっついてる品番の、最後の数字だけを取り出すんです。
それでしたらお役に立てそうです。 良かった…。
よろしくおねがいしますね！
ねえ左側は！？
文字列の左から数文字は要らないの！？
まとめ
RIGHT関数について、擬人化キャラクターを用いて解説しました。
RIGHT関数の機能は、筆者がもっていたイメージだと「あいうえお」の右から2文字を抜き出すと「おえ」になる機能でした。
実際には「えお」が抜き出されるわけですが、よくよく考えると文字列の順番が反転する機能は需要無いですよね。
（「太郎」が「郎太」になってどうするんだっていう）
そういう意味では「LEFT関数の真逆」とは言えないな、と意地を張ってしまいます。
文字列を逆順にするのにLEFT関数とRIGHT関数を用いた数式があって、面白いロジックなのでいつか紹介したいと思っています。
コメント
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