はじめに
TODAY関数を使用して表示された今日の日付が潰れないように列の幅を必要よりも広く調整することはありませんか?
また、ふいに日付が「####」のように表示されていて印刷し直しといった経験はありませんか?
この記事では印刷については保証できませんが、前述のようなケースで役立つ小技を紹介します!!
列幅が狭くても潰れない今日の日付の入力方法


ぐ~~ぬぅ~~

なんだか納得できない様子ですね。

そうなんですよ~。
列幅を狭くすると日付が「####」になってしまって、
かといって日付の表示に必要な幅にすると
なんかかっこ悪い気がして…。

そういうことありますよね。
この列にはそこまでの幅は必要としていないっていう…。
こんなときに使える小技を教えちゃいましょう!

え、それは知りたいです!!

とはいってもTEXT関数の中に日付を入れましょう
という簡単な話なんですよ。

えっ、これだけで良いんですか?!

そうなんですよ、拍子抜けですよね。
なぜこうなるか説明すると~…


この画像の上の日付はデータ型がシリアル値、
つまり数値で、下の日付はデータ型が文字列なんですよ。

データの型によって、列幅が狭い時の表示の方法が異なるんですね。

そういうことです。
TEXT関数が返すのはデータ型が文字列になるので、
列幅が狭いときの表示も文字列と同じになるというわけです!

おお…私の作品にそんな力が…

TODAY関数を使って作った日付でも同じことができますよ!
今日の日付を列幅が狭くても潰さずに表示できるので、
入力し直す必要がないのが便利です。


TODAY関数だけの方は潰れてしまっていますが、
TEXT関数に入れた方は潰れていませんね!

あの…でもこれ見た目はそっくりですけど
データの型はシリアル値(数値)と文字列という違いがあるので、
扱いにはくれぐれも注意です。

そうですね、さすがTEXTちゃん!
ナイスフォローです!

文字列の日付でも計算できたりするみたいなので、
このあたり本当ややこしいです。


Excelって本当に親切ですよね…!
おわりに
なんだか伝えたいことが全然伝わらない記事になってしまいました。
日付をTEXT関数で文字列にするメリットは、TODAY関数で返す今日の日付や、
何かしらの計算をした日付を列幅の狭さで潰してしまわない点にあると思います。
手打ちの日付なら単に文字列として入力すれば済む話ですからね。
あと、この方法は数字にも使うことができます。
TEXT関数で文字列にしてやれば、列幅が狭くなっても潰れません。
割と資料の右上あたりに今日の日付を入れるケースが多く、
日付の表示のために列幅を確保するとその真下のデータに対して広すぎるなと思うことが多く、
私的には画期的な発明だったので記事にしてみました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!
当ブログはエクセル関数の擬人化キャラクター記事をメインコンテンツとしています!
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