はじめに
エクセルを使った業務では複数のセルに入力されたテキストを繋げたいという場面に遭遇することがあります。
エクセルではテキストの結合を「&(アンドまたはアンパサンド)」を使って行うことができるので、それでも良いのですが・・・。
この記事では、文字列をセル範囲を指定して結合できるエクセル関数CONCAT関数の機能や使い方を擬人化キャラクターを用いてかんたんに解説します!
Excel関数CONCAT関数擬人化キャラクター
![キュウ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/08/0e784255a5d755fe14512f17caac0960.png)
セルを選択して&、セルを選択して&、セルを選択・・・
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キュウさん、休憩にしませんか?
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今やっているセルに入ったテキストを繋げる作業が終わったらすぐに行きます!
![シノ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/09/f595d401aeda3a93d98ca9c1470c8611.jpeg)
どれどれ・・・
セルの参照を「&」で結合してたんですね。
これはCONCAT関数の出番ですね!
今回も擬人化キャラクターに登場してもらいましょう!
![](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/20221104-CONCAT-713x1024.jpg)
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
ワタシは文字列と文字列をくっつける関数、CONCATです!
くっつけたい文字列が入ったセル範囲はどこですか~?
![キュウ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/09/8b5fda063dd94491f28401d0c8298c45.png)
おぉ~っ!
・・・でも文字列をくっつけるのは「&」でできますよね?
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他にもCONCATENATE関数を使う方法があります!
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
うぅ~っ、これはワタシと「&」、「CONCATENATE関数」の違いを知ってもらう必要がありますね・・・。
下の図をみてください!
![](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/07/CONCAT-1024x461.png)
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
この図ではB列のセルに入っているテキストを色々なパターンで結合してます!
![キュウ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/08/0e784255a5d755fe14512f17caac0960.png)
一番上の「&」を使う方法は私がさっきやっていた方法ですね!
![シノ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/09/05fee9487e3f07a4ba35214d52d5c496.png)
その下がCONCATENATE関数を使った方法ですね。
入力の手数としては「&」よりもかかってしまうかもしれないですね。
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
そしてその下、3番目はワタシCONCATが活躍しています!
数式が短く洗練されていると思いませんか?
![シノ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/09/f595d401aeda3a93d98ca9c1470c8611.jpeg)
CONCATさんはセル範囲を渡すことができるんですよね!
![キュウ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/09/8b5fda063dd94491f28401d0c8298c45.png)
それで他の方法よりも数式が短くなっているんですね。
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
そうなんです、セル範囲を引数にできるところがワタシの強みなのです!
そのことは結合する文字列の柔軟な指定を可能とします!
図の一番下の数式はその例です!
![シノ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/09/6868d232b58d25d679e91dcc4be613ea-2.png)
セルB7に入っている「!」も結合されていますね。
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
OFFSET関数、COUNTA関数とネストすることで、B列の下方向に追加されたセルの文字列を結合の対象に加える数式が作れます!
![キュウ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/08/c430a42a956415bde8b280b08bd7a12d.png)
これはとても便利そうです!
![シノ](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2021/09/05fee9487e3f07a4ba35214d52d5c496.png)
この数式はデータの入ったセルが連続していないと想定した動きをしないので注意が必要ですね。
あらかじめ広めのセル範囲を引数にしておく手もあります。
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
どうですか?ワタシの機能について分かってもらえましたか??
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セル範囲を引数にできて便利ですね!
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はい!
「&」を何度も押さずに済みそうです!
![CONCAT](https://aka-aca.com/wp-content/uploads/2022/11/CONCATicon.png)
さて、今度はどのセル範囲の文字列をくっつけようかにゃ~
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にゃ!?
まとめ
この記事では文字列を結合するExcel関数CONCAT関数の機能や使い方について擬人化キャラクターを用いて解説しました。
類似する機能を持つ関数が先に実装されたCONCATENATE関数で、CONCAT関数は後発の新関数です。
記事で例示したように、新関数の登場で従来できなかったことができるようになったり、同じ処理をする数式がぐっと短くなったりします。
新関数を使用するには対応バージョンの確認が必須となりますが、業務で使用するExcelのバージョンが上がった場合には使える関数が増えていないかチェックしてみると良いです。
キャラクターのデザインが浮かばなくてちょっと間が空いてしまいましたが今回のCONCAT関数でエクセル関数の擬人化キャラクターは20人目となります。
まだまだ続けていきますので、宜しくおねがいします!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
コメント
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