経理業務でエクセル・会計ソフトなどの入力に役立つペン型スキャナの紹介

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はじめに

経理業務では紙の伝票に記載された文字をエクセルや会計ソフトに入力することが多いです。
もちろんタイピングで入力すれば良いのですが、漢字が苦手な外国人の方にために購入したペン型スキャナが思った以上に便利だったので、紹介します。
便利そうで気になるけど、実際の使用感はどうなの?という方のお役に立てると幸いです!
尚、この記事は筆者が使用しているペン型スキャナ『サンワダイレクト WorldPenScan X』を基準とした記述となっています。

ペン型スキャナ WorldPenScan Xの使用動画

WorldPenScanの使用動画

動画の中では、VBAを利用してエクセル表に次々と本の背表紙の目次テキストを次々と入力していきました。
下線や伝票の罫線との距離が近いと上手く読み込めない等、使用する場面の制約はありますが結構な精度でテキストを読み込むことができます。
真ん中についている丸いボタンがEnterキーの役割をしてくれるので、スキャン→ボタン→スキャンといった感じで次々とテキストを入力していくことができます。

ペン型スキャナを使うメリット

外国人社員にとにかくテキストを入力してもらえる

なぜペン型スキャナを導入しようと思ったのかといいますと、私が管理する経理部門に外国人の方が入社したことがきっかけでした。
会計ソフトやエクセルに紙の伝票の摘要欄を入力する業務を行う際に、分からない漢字に当たるとその漢字を入力するまでにすごく手間と時間がかかってしまいます。
他の人に教えてもらう、手書きで漢字を調べるサイトを利用して漢字の読みを特定する、漢字辞典をあたる…どれもなかなか手間がかかります。
とにかく業務を進めるためにペン型スキャナは大変役に立ってくれました。
外国人社員が日本語を習得するのを阻害するのではないか、という意見もありますが、私の部署にいる方は分からない漢字はテキストファイルにペーストしておき、後からグーグル検索などにかけて漢字の読み、意味、熟語の意味などを勉強していました。
これはテキストデータに変換されることの強みだと思います。
ただし、弱点もあります。
それはやはりOCRでの取り込みの精度の問題です。
あまりに複雑で潰れたように見えてしまう漢字の読み取りは不得手と言えます。

英語、数字にはかなりの精度を発揮する

私の努めている会社では商品名が英数字の羅列になっているような部品を多く仕入れます。
(BSS-0018793 みたいな感じの名前が付いています)
こういった商品名は入力が地味に面倒なのと、ペン型スキャナが英数字に関してはOCR読み込み精度が高いので結構ストレス低減になります。
デメリットは読み取りが完璧ではなく、間違っている場合にはカーソルを移動して削除、正しい文字を入力する必要があるため却って時間がかかってしまうことです。
下線や罫線との位置関係によって使い物にならないという声も聞こえました。

まとめ

唐突にペン型スキャナを紹介する記事を書きました。
動機としては、買う前にすごく使用感が気になったのですがなかなかレビューが見当たらなかったことにあります。
家電量販店で試したりできれば良いのですが、なかなかそうはいかないですよね。
あとはエクセルへの入力業務の改善です。
タイピングが得意な社員ばかりではないので、記事内で示した動画のようにスキャン→ボタン→スキャンの繰り返しで次々と紙の伝票から文字を起こせるようになって一定の効果が得られました。
面白いと思った方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!

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